【北商ニュース】今昔老舗でご紹介いただきました

北九州商工会議所が発行する「北商ニュース」の2022年6月号「今昔老舗」で当社が紹介されました。当社の事業はかれこれ90年近くに及ぶ歴史がありますが、今年5月に社名を有限会社濱田表具店から「株式会社ハマライン」に改称したばかりということもあり、このタイミングでの取材は大変嬉しいものでした。北九州商工会議所様には心よりお礼申し上げます。

以下、掲載内容となります。(許可を頂いて掲載しております)

今昔老舗_創業時の写真

前進を続ける建具・家具メーカー

ふすまや障子などの製造・販売を手掛ける(株)ハマラインは1946年(昭和21)年、濵田穣(みのる)氏が、「濵田襖(ふすま)店」として現在の八幡西区藤田で創業。事業自体は1932年(昭和7)年ごろから、今の八幡東区前田で行っていたという。1971(昭和46)年に屋号を「濱田表具店」に改めた。

 1992年(平成4)年に穣氏の長男、耕作氏が2代目となり、1995(平成7)年に現在地へ移転。現在、3代目として代表を務める栄作さん(56)は「幼いころから父の手伝いをしていたこともあり、大学卒業後すぐに稼業に携わりました」と振り返る。 

 栄作さんは代表に就いた当初、和室の需要が少なくなっていることもあり、自分の代で店を閉めるつもりだったという。しかし、社業に励むうち、ある思いが芽生えてきた。「創業時からのお客様はもちろん、新たな人との出会いがありました。業界は高齢化が進み、同業者も減りつつありますが、若い社員も入り、技術を継承していく必要を感じるようになりました」

 こうした思いもあって、現在は従来品に加え、木製建具や家具などの製作も取り組む。別会社の(株)マイスタイルリフォームは、顧客の夢を形にするため、これまで培った紙張りと木工細工の技術を大きく生かす。そして今年4月には社名を(株)ハマラインに改称。5月には福岡店(福岡市城南区)も出した。

 「社名を改めたのは、お客様とのつながり(ライン)を強くしたいと思ったからでした。社名の改称に合わせ、造作枠と建具家具の製造から取り付けまで1社で請け負う新サービス『ワンストップショッピング』も本格的に始めました。おかげさまでご相談や注文、リピーターのお客様が増えています」と笑顔の栄作さん。これからは北九州市外にも〝ハマラインファン〟を広げていくつもりだ。

北九州商工会議所 会報誌『北商ニュース』

今昔老舗の記事

今昔老舗_3代目

株式会社ハマライン

<本店>
〒806-0003 福岡県北九州市八幡西区田町1-4-18
093-621-5782

<福岡店>
〒814-0143 福岡県福岡市城南区南片江6-16-1
093-647-0321

オフィシャルサイト

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